スペルト小麦

ほんのり甘いかぼちゃ香る♪スペルト小麦の冷蔵ストックパン生地

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。 パン作りや料理に役立った調理器具や食材を中心に、安心して選べるアイテムを紹介しています。記事をきっかけに、毎日の食卓が少しでも豊かになれば嬉しいです。

忙しい朝やおやつの時間に、焼きたてのパンが気軽に用意できたら嬉しいと感じる方は多いのではないでしょうか。

今回紹介するのは、スペルト小麦と甘みのあるかぼちゃを組み合わせたパン生地です。

冷蔵庫で約1週間保存できるため、思い立ったときにすぐ焼ける便利さが魅力です。こねる手間を省けるので、パン作りが初めての方や毎日忙しい方にもおすすめできます。

この生地は、ふんわりとした食感と自然な甘さが特徴で、かぼちゃのやさしい風味が食卓にぬくもりを添えてくれます。

仕込み水にはアーモンドミルクや乳糖カットミルクを使えるため、体調や食生活に合わせてアレンジできるのも嬉しいポイントです。

日本ではあまり浸透していませんが、低フォドマップを意識した食生活をしている方にとっても取り入れやすいレシピになっています。

このレシピが生まれたきっかけ

小麦アレルギーが気になる家族や、消化にやさしいパンを探していたことが、このレシピを考えるきっかけでした。

スペルト小麦は古代小麦の一種で、現代の小麦よりも消化しやすいと言われています。そのため、グルテンを完全に避けたい方には不向きですが、体にやさしいパンを作りたい方にぴったりの素材です。

さらに、かぼちゃの自然な甘みをプラスすることで、砂糖の使用量を抑えても満足感が得られるよう工夫しました。冷蔵庫で寝かせておける生地にすることで、時間がないときでも焼きたてパンを楽しめるようにしています。

材料(基本の分量)

  • スペルト小麦粉 500g
  • かぼちゃ(正味) 250g
  • 砂糖 65g
  • 塩 5.5g
  • ドライイースト 5.5g
  • サラダ油 45ml
  • アーモンドミルク または 乳糖カットミルク 300ml

作り方の手順

1.かぼちゃを加熱してマッシュする
皮と種を取り除き、2cm角ほどに切ったかぼちゃを耐熱容器に入れ、電子レンジ(500W)で約4分加熱します。熱いうちに潰し、なめらかなマッシュにして冷まします。

2.調味料と液体を混ぜる
大きめの保存容器に砂糖・塩・ドライイースト・サラダ油・アーモンドミルク(または乳糖カットミルク)を加えてよく混ぜます。

3.かぼちゃを加える
冷ましたかぼちゃを容器に加え、ゴムベラで押し付けるようにしてなじませます。

4.粉を加えてまとめる
スペルト小麦粉を加え、全体がまとまるまでゴムベラで混ぜます。

5.手でしっかり混ぜ込む
粉のダマがなくなるまで、清潔な手袋を使って両手でよくもみ込みます。

6.一次発酵
生地にラップをかけ、オーブン発酵40℃で45分、または室温で約2時間置きます。気泡が出て倍に膨らんだら発酵完了です。

生地の使い方

1.冷蔵庫から取り出し、好きな分量を切り分けて丸めます。10分ほど休ませてから成形してください。

2.室温なら90分前後、オーブン発酵なら40℃で20分を目安に二次発酵します。冬はやや長めに調整してください。

3.190℃に予熱したオーブンで15分程度焼きます。食パン型を使う場合は200℃で25分が目安です。

【かぼちゃの食パン】250g×2個 40℃40分で二次発酵。200℃25分で焼成。

カットするとこんな感じでした♬ふわふわ~でとっても美味しい食パンです♡

仕込み水を全量アーモンドミルクで作ってみました。とっても美味しく焼きあがりました。

こちらも仕込み水をアーモンドミルクで焼いたものです。食パン1斤型に入れて焼いています。

美味しく作るためのコツ

  • 冷蔵庫で保存している間に生地が乾燥しやすいため、1日1回生地を丸め直すと長持ちします。
  • かぼちゃの水分量によって生地の柔らかさが変わるので、打ち粉を多めに用意しておくと扱いやすくなります。
  • アーモンドミルクを使うとナッツの香ばしさが加わり、乳糖カットミルクを使うとよりまろやかな風味に仕上がります。
  • 丸パン、食パン、ロールパンなど成形を変えることで、さまざまなバリエーションを楽しめます。

まとめ

スペルト小麦とかぼちゃを組み合わせたパン生地は、自然な甘みとやわらかな食感が魅力です。

冷蔵庫にストックしておけば、忙しい日でも思い立ったときに焼きたてのパンを楽しめます。食べる人の体調や好みに合わせて仕込み水を変えれば、アレンジの幅も広がります。

焼きたてをほおばると、かぼちゃのやさしい甘みとスペルト小麦の素朴な風味が口いっぱいに広がり、手作りならではの豊かさを感じられます。
家族の朝ごはんや自分へのごほうびに、ぜひ取り入れてみてください。