離乳食後期になると、やわらかくて手づかみしやすいおやつがあると食事の時間がもっと楽しくなります。
そんなときにぴったりなのが、米粉で作るシフォンケーキです。
小麦を使わずに仕上げるこのレシピは、グルテンフリーでふんわり軽やかな食感が魅力。ひと口食べるとやさしい甘みが口いっぱいに広がり、家族みんなで安心して楽しめます。
オイルを加えなくてもあっさり食べやすく、しっとり感が長持ちするのは米粉ならではの特徴です。シンプルな材料で作れるため、普段のおやつはもちろん誕生日や記念日など特別な日にも活躍します。
レシピの特徴
ふんわり軽やかな食感
米粉を使用することで、口に入れた瞬間にすっと溶けるような軽さがあります。小麦粉のシフォンに比べても、しっとり感が長く続くため、時間が経っても美味しく食べられるのが嬉しいポイントです。
やさしい甘みとあっさりした口当たり
砂糖は控えめにして、素材そのものの風味を活かしています。オイルを加えていないため、口当たりはとても軽やかで、小さなお子さんから大人まで幅広く食べやすいケーキです。
シンプルな材料と作り方
必要なのは卵・砂糖・米粉・ミルクの基本的な材料だけ。複雑な手順はなく、初めてシフォンケーキを焼く方でも挑戦しやすいレシピです。
幅広いシーンで活躍
離乳食後期のおやつにはもちろん、家族や友人とのティータイムやおもてなしにもぴったり。フルーツやクリームを添えれば、見た目も華やかになります。
米粉シフォンケーキの材料(17cm型1台分)
【生地】
- 卵黄…3個
- 上白糖…15g
- 牛乳またはアーモンドミルク・粉ミルク…50ml
- 米粉(製菓用)…70g
【メレンゲ】
- 卵白…3個
- 上白糖…15g
離乳食シフォンにおすすめの材料と型
離乳食期のシフォンケーキは、材料選びをシンプルにすることで安心して作れます。
型自体は通常のシフォン型で十分対応できますので、特別な調理器具を新しくそろえる必要はありません。
記事で紹介したような やさしい米粉 や、ふんわり焼きやすい シフォン型 を使うと、毎回安定した仕上がりになります。
ふわふわに仕上げる作り方手順
1.事前準備
オーブンを170℃に予熱します。型には油を塗らず、乾いた状態で用意します。
2.メレンゲを作る
卵白をボウルに入れ、砂糖を2回に分けて加えながら、ハンドミキサーの高速で泡立てます。ツノがしっかり立ったら、低速で1分ほど混ぜてキメを整えます。

3.卵黄生地を作る
別のボウルに卵黄と砂糖を入れ、白っぽくなるまで泡立てます。そこにミルクを加えて混ぜ、さらに米粉を加えて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。

ミルクを加えてよく混ぜ、

さらに米粉を加えて粉気がなくなるまでしっかり混ぜます。

4. メレンゲと合わせる
卵黄生地にメレンゲの半量を加え、ホイッパーで上下にすくい落とすようにやさしく混ぜます。


残りのメレンゲを加え、ゴムベラで切るように混ぜ、生地にツヤが出るまで仕上げます。


5. 焼く
生地を型に流し入れ、台の上で軽くトントンと打ち付けて空気を抜きます。
170℃のオーブンで25~30分焼きます。

6.冷ます・型から外す
焼き上がったらすぐに型ごと逆さまにして冷まし、粗熱が取れたらパレットナイフを使って型から外します。


Topの写真は、アーモンドミルクで作っています。

優しい甘みでフワフワ口どけが良いです♡娘は離乳食後期~パンの替わりに手づかみで喜んで食べてくれていました♩

美味しく作るためのコツ
- メレンゲはしっかり泡立てること
角が立つまで泡立ててからキメを整えると、焼き上がりが安定してふんわり仕上がります。 - 混ぜ方はやさしく
泡をつぶさないよう、ゴムベラで切るように混ぜるのがポイントです。 - 焼きたてを味わう
冷めても美味しいですが、焼きたての甘い香りは格別。粗熱が取れた直後が特におすすめです。
アレンジアイデア
- かぼちゃペーストや紫いもパウダーを混ぜて、彩り豊かなシフォンケーキに。
- カットした苺やバナナを添えて、子どもも喜ぶフルーツデコレーションに。
- 甘みを強くしたい場合は、低フォドマップ対応のメープルシロップやきび砂糖を使うと安心です。
保存方法
米粉シフォンはしっとり感が魅力ですが、乾燥しやすいので保存には注意が必要です。
冷蔵保存の場合はラップでしっかり包み、密閉容器に入れて翌日までに食べきるのがおすすめです。
冷凍保存も可能ですが、解凍後はふんわり感が損なわれやすいため、できるだけ早めに召し上がるとより美味しくいただけます。
まとめ
米粉で作るふんわりシフォンケーキは、離乳食後期のおやつとしてもぴったりです。
オイル不使用で軽やかな食感ながら、しっとり感もあり、子どもから大人まで安心して食べられます。
材料はシンプルで手順もわかりやすく、初めてシフォンを焼く方にも向いています。
季節のフルーツや野菜を加えれば、見た目も華やかで飽きずに楽しめます。
毎日の食卓に、やさしい手作りのおやつとして取り入れてみてください。