クッキー

ストリングホッパーで楽しむ米粉クッキーの作り方

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。 パン作りや料理に役立った調理器具や食材を中心に、安心して選べるアイテムを紹介しています。記事をきっかけに、毎日の食卓が少しでも豊かになれば嬉しいです。

米粉で作ったクッキー生地を、ストリングホッパーを使って麺状にしぼり出し、オーブンで焼き上げるレシピをご紹介します。

見た目は少しユニークですが、焼き上がりはパリッと軽やかで香ばしく、つい手が止まらなくなるおやつになります。
グルテンを控えたい方や、軽い食感のお菓子を探している方にぴったりの一品です。

ストリングホッパーとは

ストリングホッパーは、南インドやスリランカで広く使われている調理道具です。
本来は米粉を練った生地を麺状に押し出し、蒸して食べる料理に用いられます。

細い麺がふんわりと重なり合う様子は見た目にも美しく、シンプルながら伝統的な家庭料理に欠かせない存在です。金属製の円筒に生地を入れ、ハンドルを回すと極細の麺が押し出される仕組みで、絞り出し器と製麺機の中間のような調理器具といえます。

今回のレシピでは、このストリングホッパーをお菓子作りに応用します。
米粉クッキー生地を使うことで、サクサクと軽く、かつユニークな形のクッキーが生まれます。子どもと一緒に作っても楽しく、見た目にも話題になるレシピです。

レシピのきっかけ

ストリングホッパーは、家庭ではなかなか出番が限られる器具かもしれません。

うどんやそばのような日本の料理に応用するには少し難しいため、もっと手軽に日常の中で活用できないかと考えました。

試行錯誤する中で、クッキー生地を麺状にして焼くアイデアにたどり着きました。
焼き上がったパリパリ食感のクッキーは家族にも好評で、日常のおやつに取り入れやすいと感じ、今回のレシピとしてまとめています。

材料(天板2枚分)

  • 米粉 120g
  • 砂糖 40g
  • マーガリンまたはバター 60g
  • アーモンドミルク 適量(絞りやすい固さに調整するため)

シンプルな材料で作れるため、特別な準備をしなくてもすぐに挑戦できます。アーモンドミルクは調整用で、牛乳や豆乳でも代用可能です。

作り方の手順

1.室温に戻したマーガリンまたはバターに砂糖を加え、ホイッパーですり混ぜる。

2.米粉を加えてゴムベラで混ぜ、生地をまとめる。

3.アーモンドミルクを少しずつ加えながら、ストリングホッパーで絞れる固さに調整する。一般的な絞り出しクッキーと同じくらいの柔らかさを目安にするとよい。

4.ストリングホッパーの円筒部分に生地を入れる。今回は最も細い穴のプレートを使用。

5.ハンドルを回して生地を押し出し、オーブンシートの上に均一な厚さで絞る。

6.150℃に予熱したオーブンで25分焼成する。

7.全体がこんがりと焼き上がり、パリパリとした食感になったら完成。

見た目は細い麺が重なったようになりますが、口に入れると軽い歯ざわりと香ばしい風味が広がります。

アレンジ例

  • 生地にココアや抹茶を混ぜて風味を変える。
  • コンソメやチーズパウダーを加え、スナック菓子のような塩味おやつに仕上げる。
  • プレートを変えて模様や形にバリエーションをつける。

工夫次第でおやつだけでなく、おつまみ感覚の軽食にもなります。

▼コンソメ等で味付けして焼いたものです。
手作りベビースターラーメン風のおやつになります。

プレートを変えれば、いろいろな形にしぼれて楽しいです。

美味しく作るコツ

・生地が硬すぎると押し出せないため、必ず液体を加えて柔らかさを調整してください。

・均一な太さに絞ることで焼きむらを防ぎ、全体がカリッと焼き上がります。

・低温でじっくりと焼くことが、パリパリ食感に仕上げるコツです。

まとめ

ストリングホッパーを使った米粉クッキーは、ユニークな見た目と軽やかな食感が特徴の一品です。

シンプルな材料で作れるため、米粉を使ったおやつ作りに初めて挑戦する方にもおすすめできます。南インドやスリランカで使われる伝統的な器具を活かしながら、日本の家庭で新しい楽しみ方を見つけられるレシピです。

グルテンフリーでありながら満足感があり、日常のおやつや友人への手土産にも活用できます。ぜひ一度試して、普段のクッキー作りに新しい発想を取り入れてみてください。