スペルト小麦

低フォドマップ導入期にやさしい☆ふんわりブリオッシュ生地レシピ

クリスマスツリーの横に並んだ、粉糖をかけた星型ブリオッシュのツリー風パンと、トナカイが乗った小さなソリのミニチュアを添えたテーブルの上の光景です
※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。 パン作りや料理に役立った調理器具や食材を中心に、安心して選べるアイテムを紹介しています。記事をきっかけに、毎日の食卓が少しでも豊かになれば嬉しいです。

パン作りが好きでも、毎回こねて発酵させて…という工程は大変だと感じる方も多いのではないでしょうか。特に忙しい朝や休日には「もっと手軽に焼きたてのパンを楽しめたら」と思うことがありますよね。そんなときに便利なのが、混ぜて冷蔵庫で寝かせるだけで仕上がるブリオッシュ風の生地です。

バターや卵をたっぷり使ったリッチな味わいながら、低フォドマップ導入期にも配慮したやさしい材料で作れるのが特徴です。5日間保存できるため、焼きたいときに取り出して成形・発酵・焼成するだけ。お菓子のように華やかな菓子パンから、朝食にぴったりの丸パンまで幅広くアレンジできます。

今回は、そんな「低フォドマップ対応のブリオッシュ生地」の作り方と活用アイデアをまとめました。毎日のパン作りがぐっと楽しくなるレシピですので、ぜひ参考にしてください。

レシピのきっかけ

毎日忙しい中でも、手作りのパンを食卓に並べたいと思ったのがきっかけです。

従来のブリオッシュはバターや卵をたっぷり使うため、低フォドマップ食事法を取り入れているときには少し重たく感じることもあります。そこで、低フォドマップ導入期でも安心して楽しめるよう、スペルト小麦やメープルシロップを使い、やさしい甘さのブリオッシュ生地に仕上げました。

混ぜて冷蔵庫に置くだけで生地が完成する手軽さは、毎朝のパン作りをぐっと身近にしてくれます。発酵の手間を大幅に減らし、焼きたいときにすぐ成形して焼けるのが大きな魅力です。

材料(コンテナ1個分)

  • スペルト小麦粉 530g
  • ドライイースト 5g
  • 塩 5g
  • 卵 4個
  • メープルシロップ 60g
  • ぬるま湯 180g
  • 溶かしバター(無塩) 170g

作り方の手順

1.コンテナは冷蔵庫に入るサイズを用意します。

2.バターは電子レンジまたは湯煎で溶かし、卵は割りほぐしておきます。

3.大きめの容器にイースト・塩・卵・メープルシロップ・ぬるま湯・溶かしバターを入れ、よく混ぜます。

4.スペルト小麦粉を加え、ゴムベラでひとまとめになるように混ぜます。

5.ダマが残らないように食品用手袋をしてしっかり混ぜ合わせます。

6.生地が均一になったら、ラップをかけて乾燥を防ぎます。

7.オーブン発酵(40℃で45分)または室温(2時間)で一次発酵させます。

8.生地が倍に膨らんで気泡が見えたら完成です。ラップをして冷蔵庫に入れ、8時間から1晩休ませてから使用します。

生地の使い方

  1. 冷蔵庫から生地を取り出し、必要な分量を切り分けて丸めます。
  2. 成形後はオーブン40℃で20分、または室温で2倍以上に膨らむまで発酵させます。
  3. 190℃に予熱したオーブンで15~20分焼きます。大きさによって時間は調整してください。

アレンジ参考例

この生地はアレンジ次第でさまざまな菓子パンが楽しめます。

  • 小さく丸めて型に入れれば、ふんわり可愛い丸パンに仕上がります。
  • 焼き上げた丸パンをスライスし、アーモンドクリームを塗って再度焼けば、リッチな菓子パンになります。粉糖をふると見た目も華やかです。
  • 乳糖を控えたミルクで作ったカスタードをサンドすると、やさしい甘さのクリームパンになります。
  • 低フォドマップ対応のドライフルーツを混ぜ、レモンやライムの皮を加えて焼けば、香り豊かなフルーツブレッドに変身します。
  • 折り込みバターを取り入れて型に入れると、特別な日の一品にぴったりなパンドーロ風に仕上がります。

焼いた丸パンを半分にスライスして、クレームダマンド+アーモンドスライスを塗って焼けば、リッチな菓子パンに。仕上げに粉糖をふると見た目も華やかです✨

丸パンに、乳糖カットミルクで作ったカスタードクリームをサンドしても◎

低フォドマップ対応のドライフルーツ+レモン・ライムの皮を混ぜ、生地を15cmの丸型に入れて焼くと、香り高いフルーツブレッド風にも♪

トップの写真は、バターを折り込んでパンドーロ型で焼いたもの。特別な日の一品にもぴったりです

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ブリオッシュ以外の低フォドマップパンも気になる方に↓

▶︎低フォドマップ導入期☆基本のパン生地

▶︎スペルト小麦のふっくらパン生地♡

美味しく作るためのコツとポイント

  • このレシピはこねる作業が不要です。混ぜたらしっかり休ませることで、生地が扱いやすくなります。
  • 冷蔵庫で保存するときは、必ずラップをして乾燥を防ぎましょう。1日1回軽く丸め直すと、生地がなめらかに保てます。
  • 発酵時間は室温で90~120分を目安にしてください。冬場はやや長めにとると安定した仕上がりになります。
  • 折り込みバターやトッピングのアレンジを加えることで、日常のパンから特別なスイーツまで幅広く活用できます。

まとめ

低フォドマップ導入期でも、美味しいパンを楽しみたい方におすすめのブリオッシュ生地です。冷蔵庫で最大5日間保存できるため、食べたいときに焼きたてを楽しめます。
しっとりとした食感とやさしい甘さは、朝食にもおやつにもぴったりです。

このレシピをベースに、フルーツやクリーム、トッピングを加えることで、あなただけのオリジナルパンが完成します。
手軽に始められるブリオッシュ作りを、ぜひご家庭で楽しんでみてください。