卵1個とシンプルな材料で、4枚分のクレープが完成します。
砂糖も油も使わないので、軽やかなのにしっとり感があり、朝食からおやつまで幅広く楽しめる一品です。
米粉とタピオカ粉を使うことで、小麦粉では出せないもちもちとした食感が生まれ、冷めても柔らかさが長持ちします。
低フォドマップを意識した食材を使っているので、体にやさしいレシピを探している方にもおすすめです。
このレシピが生まれたきっかけ
私自身、グルテン過敏症やIBSの影響で小麦粉を使ったパンやお菓子を避けてきました。
しかし、やっぱり「クレープを食べたい」という気持ちは消えず、何度も試作を重ねて完成させたのがこのレシピです。砂糖や乳製品を使わずに仕上げることで、胃腸への負担を少なくしつつ、誰でも気軽に取り入れられるおやつにしました。
タピオカ粉を少し加えることで、冷めてももちもち感が続き、時間が経っても美味しく食べられます。
おやつとしてだけでなく、朝ごはんや軽食、お弁当のおかずアレンジにも使える、わが家の定番生地になりました。
材料(約4枚分)
- 卵…1個
- アーモンドミルク/ライスミルク/乳糖フリーミルク…100ml
- ☆米粉(グルテン不使用タイプ)…40g
- ☆タピオカ粉…10g
※タピオカ粉がない場合は片栗粉でも代用可能です。
作り方の手順
1.卵とミルクを混ぜる
ボウルに卵を割り入れ、好みのミルクを加えてホイッパーで軽く混ぜます。
2.粉類を加える
あらかじめふるっておいた☆の粉類(米粉とタピオカ粉)を加え、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせます。
3.フライパンで焼く
フライパンを熱し、ごく薄く油をひいてからお玉1杯分の生地を流し入れます。フライパンを回して生地を薄く広げ、弱めの中火で両面を焼きます。直径23cmのフライパンなら4枚分ほど焼けます。
4.完成
焼き上がったクレープは熱いうちに食べても、冷ましてからラップで包んで保存しても美味しくいただけます。

生野菜+ツナ&マヨをサンドversion★


美味しく作るためのコツ
- 生地は焼く前に5〜10分ほど休ませると、粉と水分がなじんでなめらかになります。
- フライパンはしっかり温めてから油を薄くのばすと、生地がきれいに広がります。
- タピオカ粉を加えることで独特のもちもち感が出ますが、片栗粉に置き換えれば軽めの食感になります。
- 焼き上がったクレープは重ねずに広げて冷ますと、くっつかず扱いやすくなります。
アレンジ例
- スイーツ系
ジャムやフルーツをのせてくるっと巻くだけでおしゃれなデザートに。乳製品を避けたい方は、ココナッツホイップを添えても相性抜群です。 - 食事系
ツナ+マヨネーズ、生野菜+チキン、ハム+チーズなどを挟めば軽いランチにぴったり。お弁当にも持っていけます。 - おやつ用
ピーナッツバターやメープルシロップをかければ、お子さんのおやつにも満足感があります。
まとめ
砂糖や乳製品を使わずに作れる「卵1個の米粉クレープ」は、シンプルながらも工夫次第で甘い系にもおかず系にもアレンジできる万能レシピです。
少ない材料で混ぜて焼くだけなので、忙しい朝や急なおやつ作りにも役立ちます。冷めてももちもち感が続き、保存性もあるため作り置きしておくと便利です。
体にやさしいグルテンフリー&低フォドマップ対応のレシピを取り入れたい方はもちろん、家族みんなで楽しめるクレープとしてもおすすめです。あなたの食卓に、軽やかで安心できる一枚を加えてみてください。