グルテンフリー

グルテンフリーで楽しむ ふんわりバナナパウンドケーキ

※この記事にはアフィリエイト広告を含みます。 パン作りや料理に役立った調理器具や食材を中心に、安心して選べるアイテムを紹介しています。記事をきっかけに、毎日の食卓が少しでも豊かになれば嬉しいです。

ノングルテンの米粉を使って焼き上げる、やさしい甘さのバナナパウンドケーキです。

小麦や乳製品、ナッツを使わずに仕上げるため、食物アレルギーを持つ方や、グルテンフリーの食生活を取り入れている方にも安心して楽しんでいただけます。

完熟バナナを加えることで自然な甘みが引き出され、しっとりと軽やかな口あたりに仕上がります。おやつとしてはもちろん、朝食代わりにもぴったりな一品です。

このレシピが生まれたきっかけ

もともとは小麦粉で作っていたバナナパウンドケーキを、米粉に置き換えて試してみたのが始まりでした。冷蔵庫に余っていた米粉を使って気軽に挑戦したところ、思った以上にふんわり焼き上がり、その美味しさに驚きました。

小麦粉と違い、グルテンを含まない米粉は生地がまとまりにくいこともありますが、バナナと卵、油をしっかりと混ぜ合わせることで安定した仕上がりになります。

ノングルテン米粉100%で焼き上げると、高さは控えめながらももっちりと軽やかな食感が楽しめ、我が家にとって理想的なレシピになりました。以来、何度も作っては家族や友人と一緒に味わう、定番のお菓子になっています。

材料(パウンド型またはクグロフ型1台分)

  • 卵(全卵)…2個
  • バナナ(完熟・約130g)…1本
  • なたね油…80g
  • 砂糖…30g
  • 米粉(ノングルテン対応)…130g
  • ベーキングパウダー(グルテンフリー)…6g
  • 塩…ひとつまみ

※このレシピでは、ハンドブレンダーまたはミキサーを使うとより滑らかに仕上がります。

作り方の手順

1.下準備を整える
米粉・ベーキングパウダー・塩をあらかじめふるっておきます。オーブンは180℃に予熱し、型にはクッキングシートを敷くか、油を薄く塗って準備します。

2.液体の材料を混ぜる
ボウルに卵・完熟バナナ・なたね油・砂糖を入れ、ハンドブレンダーでなめらかになるまで撹拌します。泡立て器でも作れますが、ブレンダーを使うことでバナナが均一になり、口あたりの良い生地に仕上がります。

3.粉類を加える
手順2にふるった粉類を加え、ゴムベラで粉気がなくなるまでしっかり混ぜます。ここで混ぜすぎると仕上がりが固くなるので、生地がなめらかになった時点で止めます。

4.型に流し入れる
生地を型に流し入れ、数回軽くトントンと落として空気を抜きます。こうすることで焼き上がりが均一になり、気泡の穴ができにくくなります。

5.焼成する
180℃に予熱したオーブンで30分焼きます。オーブンによって火力が異なるため、竹串を中央に刺し、生地がついてこなければ焼き上がりです。

6.仕上げ
焼き上がったら型から外し、粗熱をとります。そのままでも美味しく食べられますが、一晩寝かせると生地が落ち着き、よりしっとりとした食感になります。

美味しく作るためのコツ

  • バナナの分量は正確に
    バナナは130g前後が目安です。大きすぎると水分が多くなり、重たい仕上がりになります。少なすぎると甘みが弱くなるので、必ず計量してから使いましょう。
  • 米粉の種類に注意
    米粉はメーカーによって吸水率が異なります。もし生地が固く感じたら、アーモンドミルクやライスミルクなどを少しずつ加えて調整してください。
  • 型の選び方
    パウンド型はもちろん、クグロフ型で焼くと見た目も華やかになります。小さめの型を選ぶと高さが出やすく、ふんわり感が引き立ちます。
  • 保存方法
    焼きあがったケーキは粗熱がとれたらラップに包み、冷蔵庫で保存してください。翌日もしっとり感が続き、作りたてとは違った美味しさが楽しめます。冷凍保存も可能で、食べたいときに解凍していただけます。

まとめ

小麦・乳製品・ナッツを使わずに、ふんわり軽やかな食感を楽しめる米粉のバナナパウンドケーキは、アレルギーを持つ方やグルテンフリー生活を意識している方にぴったりのおやつです。完熟バナナの自然な甘さを生かすことで、砂糖は控えめでも満足感のある味わいに仕上がります。

シンプルな材料で作れるため、思い立ったときにすぐ挑戦できるのも魅力です。
朝食やおやつ、手土産としても活躍し、冷めても美味しいので日常の定番お菓子に加えやすいレシピです。

ぜひ一度、ご家庭で焼き立ての香りと味わいを楽しんでみてください。