古代小麦を使った、素朴でどこか懐かしい揚げピザです。
一次発酵まで済ませたパン生地をのばして油で揚げ、塩や砂糖をふりかければ、カリッと香ばしく、外はサクッと中はふんわり。シンプルなのに、揚げたての香りと食感があとを引く一品です。おやつにも軽食にもぴったりで、甘い系・しょっぱい系どちらにもアレンジしやすいのが嬉しいポイントです。
※本記事は、2016年にクックパッドで公開されたレシピをもとに執筆しています。
レシピのきっかけ
イタリア留学中、クラスメイトが連れて行ってくれたイタリア中部ベヴァーニャの中世祭「Il Mercato delle Gaite」で、揚げピザ“Arvoltolo(アルヴォルトロ)”に出会いました。
シンプルな材料なのに驚くほど風味が豊かで、お塩やお砂糖をふるだけとは思えない美味しさが今でも忘れられません。
その感動をもう一度味わいたくて、古代小麦を使い、家庭でも作りやすいレシピにアレンジしました。
材料
・一次発酵済みのパン生地適量
・揚げ油適量
仕上げ用
・お塩 or お砂糖お好みで
【向いている生地はこちらの3つです】
低フォドマップ導入期☆基本のパン生地
作り方の手順
1.一次発酵済みの生地をお好きな分量で丸く延ばす。

2.フライパンで揚げ焼きにする。両面がきつね色になればOKです。

3.油を切って、お好みでお塩orお砂糖を振りかけたら出来上がりです!!

美味しく作るためのコツとポイント
・生地はできるだけ薄くのばすことで、揚げたときにパリッと軽い食感になります。
・油の温度は170〜180℃を目安にしてください。低すぎると油っぽくなり、高すぎると焦げやすくなります。
・揚げたてに塩や砂糖をふりかけると、表面にしっかりなじんで風味が引き立ちます。
・お好みでパルメザンチーズやハーブソルトを加えると、風味が変わって楽しくなります。
まとめ
イタリアの街角で食べた揚げピザを、古代小麦で手軽に楽しめるレシピに仕上げました。
材料は少なくても、揚げたての香ばしさと素朴な味わいが広がります。冷蔵庫に発酵済みの生地があれば、思い立ったときにすぐ作れるのも魅力です。甘い味も塩味も、どちらのアレンジも楽しんでみてください。