アインコーン小麦

古代小麦Einkornのふっくらパン生地

こねずに作れて、冷蔵庫でストックできる便利なパン生地です。
このレシピでは、すべての小麦の祖先といわれる古代小麦「Einkorn(ヒトツブコムギ)」100%で、ふんわりやさしい仕上がりに♩
卵やメープルシロップを使ったほんのり甘い生地は、朝食やおやつパンにもぴったりです。

※本記事は、2017年にクックパッドで公開されたレシピをもとに執筆しています。

このレシピのきっかけ

スペルト小麦のふっくらパン生地♡」の作り方をベースに、
より古代に近い素材「ヒトツブコムギ(Einkorn)」を使ってチャレンジしてみました。
副材料のバランスによってモチモチ感に違いが出ることもわかり、とても勉強になったレシピです。
記録もかねて、まとめておきます♬

材料

 コンテナ1台分

・Einkorn小麦粉(ヒトツブコムギ)500g
☆ドライイースト5g
☆しお5g
☆卵2個
☆メープルシロップ60g
☆ぬるま湯200g
☆溶かしバターorマーガリン(無塩)60g

作り方の手順

1.コンテナは冷蔵庫に入る大きさのものを選んでください。

2.バターorマーガリンを、レンジor湯煎で溶かしておく。

3.大きめのタッパorコンテナに、☆材料を入れて混ぜる。

4.小麦粉を加え、ゴムベラで混ぜる。

5.ある程度混ざったら、食品用の手袋などでダマがないようしっかり混ぜる。

6.粉気がないようであればOKです。

7.全体がよく混ざったら、生地が乾かないようにラップをして室温で2時間置く。

8.気泡がたくさん出て倍にふくらんでいたら完成です!!乾燥防止のため、ラップをして冷蔵庫で保存します。

9.横から見るとこんな感じです。1晩冷蔵庫で寝かせて、翌日から使って下さいね。ガス抜きは不要です。

生地の使い方

1.冷蔵庫から取り出した生地を、好きな分量切り分けて丸める。ベンチタイム10分。

2.好きな形に成型し、オーブン発酵40℃で20分or、室温で90分発酵させる。(冬場は90分~120分で調節してくださいね)

3.190℃に予熱したオーブンで15~30分焼く。(大きさに合わせて焼き時間は調節してくださいね)

TOPの写真は、成形後40℃20分で二次発酵。190℃15分で焼成しています。
カットするとこんな感じでした♬現代の小麦とは、味も香りも違っていて、非常に勉強になりました!

美味しく作るためのコツとポイント

生地は非常にやわらかめなので、成形時は打ち粉をしっかり使うと扱いやすくなります。

冷蔵庫で5日間保存OK。使いたい分だけカットして焼けるのが魅力です。

卵やメープルシロップの配合でほんのり甘め。甘さ控えめがお好みなら調整も可能です。

発酵時間は季節や室温で調節してください(寒い時期は時間を長めに)。

まとめ

Einkorn小麦ならではの、ほっとするような風味と、素朴な美味しさをそのまま楽しめるストックパン生地です。

こねずに作れて、必要なときにさっと使える手軽さもうれしいところです。
古代小麦のやさしい魅力、よかったら日々のパンづくりにちょっと取り入れてみてくださいね♬